
写真をシネマティックな映画風に加工する方法
ここでは、デジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した写真を映画風(ネマティック)に加工する方法をご紹介します。
今回、写真を映画風(ネマティック)に加工するにはMosarsというフィルムカメラアプリを使用します。Mosarsの「Teal&Orange」というフィルターを使えば、撮影済の写真をシネマ風に加工できます。
iPhoneやデジタル撮った写真を映画風(ネマティック)に加工したい方は、ぜひ使ってみてください!
インストール方法(iPhoneをご利用の方):
1.APP Storeの「検索」タブで「Mosars」を入力して検索します。ヒットしたらダウンロードします。
2.下記のリンクをSafariで開いてからダウンロードします。
https://itunes.apple.com/jp/app/id1534819112?mt=8
1.ティール&オレンジ(Teal & Orange)とは
カラーグレーディングをしている方なら聞き覚えのある言葉としてティール & オレンジ (Teal & Orange)という表現があると思います。 ざっくり言うと画面内の色表現をTeal (青緑)とOrange(オレンジ)と言う好対照な二色のパレットで表現することで画面内に強力な色彩のコントラストを作り、バックグラウンドとキャラクターのコントラストをくっきりと魅せるグレーディング手法になります。
ハリウッドでもとても人気な色彩表現で、Jokerやマッドマックス 怒りのデスロード、ジュラシックパーク 炎の王国でもこのルックが使われています。
この有名なグレーディング手法を、Mosarsというフィルムカメラアプリを使えば、誰もがたったの数ステップでできる方法をご紹介します。
ここからは、実際に「ティール&オレンジ」フィルターを使って加工した作例をご紹介します。



2.写真を映画風に加工する方法
まずアプリをインストールして起動します。
初めてインストールした場合、、アプリがiPhoneのカメラへアクセスすることを許可するか問うメッセージが表示されます、
「OK」をタップしてください。

続いて、アプリがiPhoneの写真へのアクセスすることを許可するか問うメッセージが表示されます、
「OK」をタップします。

最後は、アプリがiPhoneのマイクへアクセスすることを許可するか問うメッセージが表示されます、
「OK」をタップします。

電源を入れてから、フィルターを選択します。
今回は写真を映画風(シネマティック)に加工するので、「ティール&オレンジ」というフィルタ―を選択します。

「再生」アイコンをタップします。

「+」アイコンをタップします。

アルバムか映画風に加工したい写真・画像を選択します。

「適用」ボタンをタップします。加工した写真が自動的にカメラロールに保存されます。

「写真」アプリにて映画風(シネマティック)に加工した写真・画像を確認できます。

2.その他のおすすめフィルム風フィルタ―
フジカラーSUPERIA PREMIUM 400:まずご紹介するのは、富士フイルム「SUPERIA PREMIUM 400(プレミアム400)」です、きめ細かく美しい高感度フィルムです。
新設計の感光層の特性によりラチチュードを広げることで露光オーバー時でも色をクリアに再現します。また、ニュースーパーユニフォームファイングレイン技術を採用し、感光効率を高めることで、高感度でありながら優れた粒状性を実現できています。さらに,日本人の肌色をいきいきと美しく再現し、シャープで鮮やかな色再現を実現します。
ここからは、実際に「SUPERIA PREMIUM 400」フィルターを使って撮影した作例をご紹介します。


富士フイルム業務用100:ノスタルジックな雰囲気で、フィルムらしさ全開で、写りも安心感抜群のネガフィルムです。
ISO感度が100なので基本は日中屋外で使用することが前提となります。ちょっと近くの公園におでかけする時や、ふらっと散歩する時なんかには最高です。 また、肌の色味なども綺麗に出るので、人物を撮るにも良いかと思います。どこか親しみを感じるような、懐かしくてぬくもりある雰囲気に仕上がるフィルムです。
ここからは、実際に富士フィルム「業務用100」フィルターを使って撮影した作例を紹介していきます。


FUJIFILM Venus 800:ISO800の高感度常用フィルムです。第4の感色層により、色鮮やかで忠実な色再現をします。
非常に安定感のある、スッキリ・あっさりな透明感がある印象で、見たままを忠実に再現しているフィルムです。 とにかく富士フイルムはナチュラルで自然な色味が特徴だと思います。
ここからは『FUJIFILM Venus 800』の作例をご紹介します。


以上紹介した三つのフィルムカメラ風フィルターのほかにも、数十種類のフィルムカメラ風フィルターが搭載されます。お気に入りのフィルターを見つけてエモい写真を撮りましょう。
Instax mini25:イベントでの利用や日常での思い出の撮影にぴったりのチェキです。

Kodak Ektar 100:世界最高の粒状性を持つ、風景を鮮やかに彩るプロ用フィルムです。

Kodak Color Plus:黄色が出る、暖かみのある雰囲気の写真が撮れます。

Pink:ピンク色のトーンが特徴、かわいさを演出できるフィルターです。女の子の自撮りにおすすです。

湿板写真:幕末から明治時代で使われる撮影技法です。有名な坂本龍馬の写真がこの技法で撮られています。

レトロ:タイムスリップしたようなレトロな気分が味わえます。

ニコンFE:ニコンの名機、絞り優先AE、自動露出が可能であることが最大の特徴です。

クロスプロセス現象:鮮やかな発色と、黄色や緑色が強くでることが特徴で、夕暮れのような雰囲気がたまりません。

モノクロ:やわらかい雰囲気が特徴で、モノクロなのに上品に仕上げてくれます。

光漏れ:自然な感じに光漏れを入れてくれて、レトロな雰囲気を演出します。

4.まとめ
以上デジタル写真を映画風(ネマティック)に加工する方法の紹介でした。Mosarsというフィルムカメラアプリを使えば、誰もがたったの数ステップでできます。